うさこ先生 推薦

わたしの推薦です

(総評)
面白い現象を見つけても、人にわかってもらえるようにまとめるというのはなかなか難しい。着眼点がとてもおもしろく、その上論理的に展開して次々に調べを広げて、一つの物質の特徴を浮き彫りにしていっている人、研究の手法がとても面白い人、情報をうまく活用している人、まとめ方が実に上手い人、テーマに対するアプローチのアイディアがユニークな人、他の人がやらない一ひねり、そんな作品をご紹介します。
*測定数値は一部省略した記述にしてあります。

推薦1:消えるガム

推薦2:シャボン玉の疑問

推薦3:酸性雨について

推薦4:めんの実験ー早く食べないとのびちゃうぞ

推薦5: 液体の温度変化について

推薦6:粉の不思議

推薦7:納豆菌の秘密

推薦8:見つけてみよう!! わたしは地球のどこにいるの -地球の座標(経度緯度)-

推薦9:ヒートアイランドについて-道の温度を測る

 

 

 

 

 

うさ推薦1 消えるガム  6年(笹川 真奈)

2004校内優秀作品

◇ガムを食べていたら、味がなくなってしまったので、チョコレートも一緒に食べた。チョコレートを食べ終ったら、なんと、ガムを飲んだわけでもないのに、ガムが消えてしまった。どうして、チョコレートと食べたら消えてしまったのだろう。
[目的]ガムはどうして消えたのか。何に溶けるのか。どのように溶けるのか調べる。

[予想]チョコレートはべたべたするので、べたべたのものにとけるのではないか。

[実験と結果]
・よくかんで味がなくなった板ガム一枚と、下記のものをビニル袋に入れてよくもんで混ぜ合わせる。実験日時と気温 8/6 31℃ と8/7 29℃
チョコレート○ ケチャップ× ソース× お酢× オレンジジュース×
ポテトチップ○ サラダ油○ バター○ ノンオイルドレッシング×
ドレッシング○ チーズ○ カレー○ 砂糖(湯を入れる)×
塩(湯を入れる)× マヨネーズ○

・溶けたものと溶けないものの成分表を調べる。
ガムが溶けたものの成分表の中には、必ず脂質が含まれていた。溶けなかったものには、すべて脂質が含まれていなかった。また、脂質の多いサラダ油に入れたガムは溶けたもののなかで一番速く溶けてしまった。特に、脂質が含まれていないノンオイルドレッシングの中に入れたガムはまったく溶けず、脂質が含まれているドレッシングに入れたのは溶けたことから、溶けるかどうかは脂質のせいとわかった。
反対に、糖分の多い砂糖の中に入れたガムはぜんぜん溶けなかった。
このことから、仮説で考えたガムをとかしていたべとべとは糖分ではなく、脂質ということがわかった。

 

・一方で、ガムの原材料と成分を調べた。
ガムベース(チクル等の植物性樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリイソブチレン(弾力性を出す))と糖類、香料、着色料など。
実際にガムをかんでいると、味や香りがなくなる。また、ガムを40℃の湯に入れてよくもんでみる実験で砂糖水や食塩水にガムは溶けなかったが、香りや色は溶けた。これらのことから、糖分や香料は口の中や水に溶けて、残ったガムベース(樹脂)は水には溶けないことがわかる。
つまり、「樹脂」は水に溶けずに「脂質」にとける性質があることがわかった。

[応用その1 実験と結果]
・実験中にガムが洋服についてしまった。どうすればきれいにとれるか。
・今までの実験結果より、ガムは脂質にとけるので油でとかせばとれる。ガムは水には溶けないので、水をつけてはぎ取ればとれる。ふつうに洗剤で洗えばとれる。ということが予想される。
・洗剤とガムベースの関係を調べてみた。
二種類の洗剤で試したら、どちらも溶けた。どちらにも界面活性剤が入っており、「樹脂」は界面活性剤にも溶ける。
・綿にガムをつけ、予想した三種類の方法をくらべる。
油はぬるぬる溶けて取れた。
洗剤もぬるぬる溶けて取れた。
水やお湯だとべとべとのびてとれなかった。氷だとかちかちになって取れた。
・油や界面活性剤でとかしてとれるけれども、この方法は着ている服がべとべとになり二度と着られなくなってしまう。氷だとガムは溶けずにカチンカチンになり、簡単にとれる上に、洋服を汚さないので、このほう法が一番よい方法だと思う。
・このことから、樹脂は冷やすとかたくなり弾力性がなくなる性質があるということがわかった。

[応用その2 実験と結果]
・ガムベースの「樹脂」を身近なもので探してみた。木工用ボンド、消しゴムなど
・消しゴムの成分が合成樹脂と可塑剤(柔軟性を与えるもの)と研磨剤(ゼミっく粉末・炭酸カルシウム)とわかった。そこで、ガムベースから消しゴムをつくってみる。
・成分表を確かめて代用品を決めた。
合成樹脂→ガムベース + 可塑剤と研磨剤→クリームクレンザー
=失敗。クリームの研磨剤だとグニャグニャのまま固まらない。
合成樹脂→ガムベース + 可塑剤→台所用合成洗剤 + 研磨剤→台所用研磨剤
=成功。 
合成樹脂→ガムベース + 可塑剤→台所用合成洗剤 + 研磨剤→粉末チョーク
=成功。 



[まとめ]
ガムだけだと紙にべっとりついてしまうが、家にある身近なものをまぜるだけで、紙につかない消しゴムに変わってしまうなんてすごい。科学の力で一つのものをいろいろなものに変化させて、人間の生活に役立てていて、科学の力はすごい。

[参照]
ガムについて・・ロッテのホームページ
消しゴムについて・・トンボ鉛筆ホームページ

 

↑ページのはじめにもどる


 

 

 

うさ推薦2 シャボン玉の疑問  6年(金山麻梨奈)

2004校内優秀作品

◇夏休み中、井の頭公園でシャボン玉をした。その時に、なぜリングの直径よりも大きいシャボン玉ができるのか、また、どうしてシャボン玉を連続してつくることができるのか疑問に思えてきた。
[目的]なぜリングの直径よりも大きいシャボン玉ができるか。どうしてシャボン玉を連続してつくることができるか。シャボン玉づくりにこつがあるか、予想して調べる。
水と洗剤は1対1の割り合い。
[実験と結果1]リングは0.8@の太さでビニールコーティングしてある。
シャボン玉ができる様子を図にまとめた。図のAでは膜が引っ張られ、その引っ張られている円筒状の中にふくまれている空気の量はリングを直径とした球の空気より多く、Dで円筒状がリングからはなされて細長い形になり、さらに丸い形に変化する。リングの直径の1.6から2倍の大きさのシャボン玉ができる。



[実験と結果2]
シャボン玉が連続してつくることができるのは、リングからシャボン玉が離れたあとにまた、膜がはる。なので、次のシャボン玉をつくることが可能になる。

[実験と結果3]
シャボン玉づくりのこつは、なれている人のほうがおおきなシャボン玉を作れる。リングを早く、また、大きく動かして円筒状の膜が作れることと、リングをすばやくかえすことで失敗せずに作れる。

[まとめ]
研究していくたびにシャボン玉の仕組みがわかった気がした。今度は巨大なおおきなシャボン玉づくりに挑戦したい。

 

↑ページのはじめにもどる


 

 

 

うさ推薦3 酸性雨について  6年 (若槻咲英子)

◇私の家のまわりにも降っているのか、また、どのような影響をおよぼしているのか。

[目的]酸性雨について調べてから、雨や土の酸性度を調べカイワレ大根への影響を調べる。

[実験1と結果1]
家のまわりの雨の酸性度を調べる。測定現場@ABを写真で提示。
1. ボウルためた雨を試験管にとって酸性雨調査薬を入れて液の色を比色表とくらべる。
2. 最近雨の少なかった8/15(日)に、雨が降り始めて約1時間後の10時頃から測定。
@家の前の庭(道路前。植物を育てている) →  pH5.5
A道路(車の多い交差点) →  pH5
B公園(自然が多い) →  pH6
3. ほとんど予想と同じ。車の排気ガスなどが酸性雨の原因。

[実験と結果2]
家のまわりの土の酸性度を調べる。
1. 土を1、水を2の割り合いで混ぜて15分以上置き、できた上澄みを試験管に取って、酸性雨調査薬をいれて比色する。
2. 8/16(月)晴れ
@家の前の庭(道路前。植物を育てている) →  pH6.5
A道路(車の多い交差点) →  pH6
B公園(自然が多い) →  pH6.5
3. 酸性雨と同じと思った予想と違い、弱い酸性度だった。でも酸性雨と関係がありAが一番強かった。

[実験3]
酸性雨でカイワレ大根を育てる。
1. 上を切り取ったペットボトルの下に、酢を使った作った酸性の水を入れる。pH3.5、pH5、pH7の三種類を用意。ペットボトルの上側を逆さにしてティシュペーパーを差し込み、水の上にかぶせて種をまく。
2. 8/18〜8/22 5時頃まで実験。発芽した芽の数を数え、その育ち方も観察した。



[結果3]
一日目から5日目までのそれぞれの芽の数を数えた結果、
pH3.5 ほとんど成長しなかった
pH5 少し成長した
pH7 かなり成長した
予想通りで強い酸性の水ほど成長が遅かった。

[まとめ]
身近なところでも酸性雨は降っており、酸性雨の降るところの土は酸性度が強い。酸性雨は植物の成長にも悪影響がある。
もしもこれから強い酸性雨が降ったら、土が酸性化し、植物がよく育たなくなってしまうのでは? 実際には大きな木が枯れてしまったこともたくさんあるそうだ。植物が減ってしまったら、二酸化炭素が増え、地球温暖化が進み・・・と、どんどん自然環境も悪くなってしまう。やはり地球を大切にしていかなくてはならない。

 



↑ページのはじめにもどる


 

うさ推薦4 めんの実験ー早く食べないとのびちゃうぞ  5年(谷合 慧)

2004校内優秀賞

◇めん類を食べる時、私が具やスープばかり食べていると、家族に「めんを食べないとのびるよ」とよくいわれる。本当にめんはのびるのだろうか。そこで、どの種類のめんが、どのくらいの時間で、どのくらいの長さにのびるのか。また、ゆでる時間がちかい5種類の中で、特に伸びやすい種類はどのめんかを調べた。

[実験1]
・それぞれの原材料を調べた。
・ゆでる時間がほぼ5、6分で同じのうどん、ひやむぎ、パスタ、そば、フォーの5種類のめんを20Bに切る。一種類のめんを数本ずつ糸で束ねる。沸騰したお湯に全部(各、7束用意)をいれ、湯で上がり後から30分経過まで、5分後にひと束ずつ取り出し、そのつど、それぞれの長さと幅を測る。湯で上がった時点で火を止め、取り出していないめんはなべにつかっている状態にしておく。

[結果1]

   分 0(袋の指示どおり)  5  10  15  20  25  30 0分-30分までの差
うどんB  24.5  26.3  28.1  29.2  28.8  29.6  29  4.5
パスタB  21  24.8  25.2  26.9  27.4  27.2  27.6  6.6

長さの変化

他三種類も同様に測定して表にした。
・乾燥した状態から、30分後までの長さの伸びが大きい順は、ひやむぎ(9.5B)、うどん、フォー、パスタ、そば(6.7B)

<幅の変化>
幅についても同様に測定して表にした。
・乾燥した状態から、30分後間での幅の伸びが大きい順は、うどんとパスタは二倍、そば、フォーの順で、最後がひやむぎの1.2倍だった。
ひやむぎは長さでは一位、幅では最下位。





[まとめ]
この実験の最中に、同じ種類同じ長さのめんでも、同じだけゆでているのに長さがちがうことがあった。一本一本の原料の分量の配分がちがうからではないだろうか。実験をしていて、もう一つの疑問がうまれるのはおもしろい。
実験の時、買いにいったお店に、長さが同じぐらいのまっすぐな棒ラーメンがなかったのが残念だった。ラーメンは最も身近なめん類の一つ。また、伸びためんを食べなかった。過ぎてしまってから、「せっかく食べ物だったのに」と残念に思った。だから、実験には計画が重要だ。
実験中はとてもあわただしく、ふだんは長く感じる30分もあっという間だったので驚きだ。


↑ページのはじめにもどる


 

うさ推薦5 液体の温度変化について   5年(A. O.)

◇おふろのお湯があつすぎる時、水を加えて温度を下げる。あんこもちを食べた時、中のあんこがあつかったので舌をやけどしたけいけんがある。どろどろしたあんこはさめにくいのでなかなか食べられなかった。このような経験から次のことを調べてみた。

[目的]
1.お湯と水をまぜる時、混ぜたあとのぬるま湯の温度はお湯と水の割り合いによってどう変わるのか。
2.液体によってさめやすさにちがいがあるのか。身近にある液体で調べてみる。
3.こい液体を水にまぜる時に、混ぜたあとの液体の温度は混ぜた液体のこさに影響を受けるか。
4.水とお湯を混ぜた時、水とこい液体を混ぜた時、それぞれの温度の違いと変化を調べる。

[実験と結果1]
温度のちがう水をまぜる。
(同じ体積のちがう温度の液体を混ぜた場合)
・26℃の水と87℃のお湯を200Nずつ、150Nずつ、100Nずつ、それぞれ同量混ぜた場合、混ぜたものの温度は56℃、54℃、54℃になった。同じ体積でまぜれば、同じ温度になる。200Nが少し高いのは、量が多い方がまわりの温度の影響をうけにくいからだ。
(異なる体積のちがう温度の液体を混ぜた場合)
・5種類の組み合わせでやってみると、混ぜたあとの温度をグラフにすると、お湯の分量が増えるにつれて混ぜた水の温度が上がることがわかった。



[実験と結果2]
液体の種類に夜温まり方の違いを調べる。
冷ぞう庫で一晩冷やした水、塩水(200Nに40gとかした)、牛乳、オレンジジュースを室温に放置して温度をはかりそのへんかを見る。
・一回目では冷ぞう庫で冷やした液体を室温のコップに入れたために、液体の温度はすぐにあがった。それで、二回目の実験ではコップに入れた液体をコップ後と冷やした。
・温度の差は一回目で8℃、二回目で13℃と小さかったために、液の種類に夜温まり方の違いはよくわからなかった。

[実験と結果3]
こさのちがう液体のさめ方の違いを調べる。
(水のさめ方の場合)
27℃と80℃の水200Nずつをまぜ変化を調べる。
(片栗粉をとかした液のさめ方の場合)
26℃200Nの水の中に、水200Nに片栗粉小さじ3ばいを混ぜて83℃に熱した液体を混ぜ温度の変化を調べる。
・両実験を比較すると、室温までさめるまでに水22℃、カタクリ液23℃あり、グラフにすると液のさめ方がよくわかった。
・水よりもどろどろした液体の方が水と混ぜた直後から温度が高いことがわかる。また、その後の温度変化についても、三時間以上たっても温度差は小さくならなかった。

[実験と結果4]
こさのちがう液体を混ぜた時の温度の違いを調べる。
26℃200Nの水に、200Nに片栗粉小さじ1ぱい、2はい、3ばいをそれぞれとかした液を83℃に熱して混ぜて温度をはかる。
・液体はこいほど水と混ぜた時の温度が高くなる。

[まとめ]
混合液の温度はお湯と水の割り合いで決る。このことから、冷たいミルクコーヒーを作る時には、熱いコーヒーをできるだけ少なく入れる方が、より冷たいミルクコーヒーを飲むことができる。
液の種類による温まり方の違いはよくわからなかった。
片栗粉を混ぜた液はさめにくい。また、こいほど多くの熱をもっていると考えられる。

 


↑ページのはじめにもどる


 

うさ推薦6

粉の不思議   5年(匿名希望)

◇粉とは「つぶつぶの集まり」のことを指す。しかし、小麦粉が1粒あっても粉とは呼べない。そのかわり、河原のたくさんの小石や山の土などは粉と呼べます。

[目的]身近な粉の性質について調べてみる。

[実験と結果1]
粉をけんび鏡でみて写真をとり、とくちょうをまとめた。
塩、グラニューとう、さとう、川の砂、海の砂。



[実験と結果2]破れなくなるティッシュ
パイプの先にティッシュをかぶせ、輪ゴムで止めてふたをする。反対側からパイプに粉を入れる。粉を30Bほど入れたら、木の棒で力を入れて押す。
ビー玉を入れるとすぐに破れた。
金魚の水槽に入れるセラミックの底砂はギザギザしていて、形がふぞろいで少し荒い。これは2Bで破れた。
小豆4B。黒護摩、海の砂7B。塩8B。
おおきな粒だと力が分さんされない。

[実験と結果3]いろいろな粉山
1Bほどの幅があるアクリル容器にじょうごを使っていろいろな粉を入れる。中央に入れると山ができる。山の三角の角度を調べる。
塩、グラニューとう、黒ゴマ、米、海の砂、川の砂、小豆、底砂
塩の35度以外はすべて30度の山だった。



[実験と結果4]
実験3と同様に混ぜた粉で山を作ってみる。
・ゴマと塩でやった場合、中央にはほとんどゴマがない。何本もの線が下から上に伸びている。横にふるとゴマがどんどん上に上がっていった。
・小豆と米の場合、きれいな山ができなかった。横にふってみたら小豆がどんどん上に上がっていった。
・塩と小豆とゴマの場合きれいな線ができた。中央にゴマと小豆がほとんどない。
横にふると塩、ゴマ、小豆の順に「そう」ができた。
・底砂と川の砂、ゴマの時と同じように中央には底砂がない。横にふると底砂が上に上がる。
・容器をコップに変えて、ビー玉と川の砂の場合、横にふったり下から手でたたいたりするとビー玉が上に上がってきた。
・下にゴマ、上に塩を入れて横にふるとゴマが上に上がる。



[実験と結果5]砂山を作る
形に切ったあつ紙を金網の上において(下に容器をおいて)、スプーンで粉をかけていく。
正方形、長方形、L字型、星形、ハート形、十字形の厚紙で山を作る。
塩はきれいな山になったが、片栗粉は粉が細かすぎて山がうまくできない。ゴマも山らしい形ができたが、少し形がいびつ。粉でもできるものとできないものがある。ビーズでも作ってみた。



[まとめ]
今まででわかった粉の性質のことをすべてひっくるめて、流動性という。
山の中や海底にほられたトンネルは、実験2のように、上の土がその上からかかる力を分さんしてしまうので、少しほ強するだけでくずれない。しかし、横には分さんされたちからがながれておおきな力がかかるため、トンネルでは横の補強が大切だそうだ。

 

↑ページのはじめにもどる


 

うさ推薦7 納豆菌の秘密   4年(黒田 真礼)

2004校内優秀賞

◇去年私は大好物のパンをふくらませるイースト菌について調べた。菌と言ったらばい菌しか思いつかなかったが、イースト菌のように人間が食べられる菌と言うものがあり、いろいろな性質を持っていることにとても興味を持った。そこで、今年も、「食べられる菌」について調べてみることにした。納豆菌について実験する。

[調べる]
茨城県「タカノフーズ納豆博物館」に行って、納豆の起こりから、納豆菌についてどんな菌であるのか、どのような効果がある菌か、その姿をまとめた。

[目的1]
今まで調べたように納豆菌は稲わらの中に存在しているようだ。本当にいるのか実際に納豆をつくることで確認する。

[実験と結果1]
・大豆と稲わらを府中市内の納豆工場に行って、直接もらった。大豆は納豆用の小粒のもの、稲わらは無農薬で栽培されたもの。納豆菌も少し分けてもらった。ありがとう!! とても清潔な工場だった。
・大豆をなべで60分蒸す。わらを5Bずつ切る。そのままの稲わら、中性洗剤でよく洗った稲わら、100℃の熱湯で30分ゆでた稲わら、消毒剤でよく消毒した稲わらの四種類をしいて、蒸した大豆を熱い内に入れる。クーラーボックスの温度を45℃くらいにして、その中において電気をつけて温めながら22時間置く。
・そのまま・・納豆になった。しわしわになって小さく縮む。納豆のにおい。
 洗剤・・・・納豆になった。ツーンとするアンモニアのにおい。同上。
 熱湯・・・・納豆になったが少ない。少し豆くさい。同上。二つより色が白い。
 消毒・・・・ほとんど納豆にならない。においがない。つるつるして大きい豆のまま。
・洗剤で洗っても、100℃でゆでても、菌は生きこっている。消毒に弱い。
豆の色は納豆菌がつくと茶色くネバッとする。



[目的と実験と結果2]
・わらの他にも納豆菌がいるか調べる。バナナの皮、トウモロコシの皮とひげ、庭の白樺の木の葉について、実験1のように調べた。
・どれも差はあるが納豆らしくなった。納豆菌はいろんなところにいる可能性がある。しかし、完全にお皿やクーラーボックスを消毒したわけではないので、もしかしたら、装置に納豆菌がいた可能性もある。

[実験と結果3]
・すべてのお皿が納豆になっていまったので、今度は空気中に納豆菌がいるか確かめた。
トウモロコシの皮、30分ゆでたトウモロコシの皮、消毒したトウモロコシの皮、何も入れないただの大豆で、装置もよく消毒して、同じように実験したがすべて納豆になった。
・やはり納豆菌は空気中にただよっているようだ。トウモロコシの皮にもともと納豆菌がくっついていたのか、それとも空気中をただよっていたのがあとからくっついたのか、この方法では見分けられなかった。

[実験と結果4]
・納豆菌がいろいろなところにいる可能性が高いことがわかった。今度は、納豆菌が大豆以外に何を食べるのか調べた。マーガリン(脂肪の代表)、ごはん(デンプンの代表)、大豆
(タンパク質の代表)に、工場でいただいた納豆菌をお湯で1000倍に薄めて振りまいた。
・タンパク質だけではなく、炭水化物や脂肪も別の何かに分解することがわかった。炭水化物はとても食べられないくさったものになった。脂肪はそれほど変化はなく、少し白いものができている程度で腐敗ではない。脂肪はあまり分解しないようだ。

[まとめ]
納豆菌は大豆の中のタンパク質をアミノ酸に分解してしまうのでとても驚いた。ごはんにあうと腐敗菌になってしまうが、炭水化物を何に分解しているのだろう。

[参考文献と協力]
「スーパー食品納豆と納豆菌の効用  納豆は地球を救う」原 敏夫 リバティ書房
登喜和食品(東京都)


↑ページのはじめにもどる


 

うさ推薦8 見つけてみよう!! わたしは地球のどこにいるの -地球の座標(経度緯度)-4年(森田 明里)

2004校内優秀賞

◇お父さんやお母さんはどうして道にまよわないの? → 道を知っているから(覚えているから)
お父さんやお母さんは旅行とかいってもまよわないのか?  → 地図で前もって調べる、その場で地図で確認しながら行く。カーナビが案内してくれる。「地図ってそんなにすごいのかなあ」わたしはどこにいるのか調べてみた。

[わたしはどこにいるのかな]
しっている「目標物」(みち、かわ、たてもの・・)があればすぐ分かる。
ぜんぜん知らないところではどうすればいいの? → 人に聞く、まわりをよく見て目標となるものを探す、住所を見る。
カーナビはどうして道にまよわないの? → お父さんに聞いた。「それはね、GPS(グローバルポジショニングシステム)によって、いつも自分のいる座標を自動で調べているからだよ。」といっていた。・・・座標ってなに?

[調べたこと]
地球の座標(緯度、経度)について調べた。ほそくGPS似ついても調べた。

[まいごになってみよう]
「わーい」ここはどこでしょう?
国土地理院発行の1/25,000地形図を用意した。他に、GPS、ものさし、鉛筆、でんたくを用意。地図に緯度経度線を引いておく。緯経度線はGPS 似合わせて、世界測地系を使う。
ある点の座標をGPSで読んで、地図上のどこにあたるか、縮尺を考えて計算して場所をきめる。北緯と東経がぶつかったところにいる。



次々に自転車をとばして別のところにいってみて、ここはどこでしょう?
ずいぶんいろいろなところに行った。学校にも行って、警備員さんと並んで記念写真! ここはどこでしょう?

[まとめ]
いろんなところ似いって調べたとき、最初は慣れなかったけど、お父さんが教えてくれたので、計算や線のひき方がよくわかってきたので覚えるっていいなあと思った。自由研究は楽しいなあ、いろいろ覚えられていいなあ、もうまいごにならないよ。

 

↑ページのはじめにもどる


 

うさ推薦9

ヒートアイランドについて-道の温度を測る   3年(小林 美砂)

◇父がインターネットの記事でヒートアイランドの話をしてくれた。東京はアスファルトの道が多く、太陽のねつをすって、とても暑くなるそうだ。涼しく過ごすために、おふろののこりの水をまいている人たちがいるらしい。本当に水をまいたら温度が下がるのだろうか。私は柔道をやっているのでおふろばから道までバケツに水を入れて運ぶと力がついていいと母が賛成してくれた。父もクーラーを使わないで過ごしたり、おふろの水を再利用するのはエネルギーを節約することになるので賛成してくれた。

[目的]
水をまいた家のまわりの道と庭の温度、まいていない温度に違いがあるのか調べる。

[実験]
ふろの残り水をバケツ二個分打ち水をする。温度をはかる。
7/25〜8/20まで旅行の日以外、8:30、13:30の一日二回測定。
調べた場所 A 水をまかない家の近くの公園の土
B 水をまいた家の庭
C 水をまかない家の近くの道
D 水をまいた家の近くの道
調べたこと 気温・湿度・
人の感じるあつさ((赤)とてもあつい〜(黄)どちらでもない〜(青)とてもすずしいまで程度を色で表した)

[結果]
・水なしと水ありでは土も道も水ありの方が温度が全部低い。打ち水すると温度が低くなる。
・温度の違いは土では少なくても1℃高いと、23℃も下げることができた。
・道では18℃も下げることができた。
・父が作ってくれた折れ線グラフで、気温が上がるとすべての温度が上がり気温が下がるとすべての温度が下がることがわかった。



はかった温度を父がグラフにしてくれた。気温のところの色は人の感じるあつさを表している。

[まとめ]
東京の平均気温はここ百年で2.9℃も上がったそうだ。その理由はいろいろ考えられるが、ヒートアイランドもその一つと考えられている。夏のあつい日がふえると人はみんな健康をくずす。そのためにもヒートアイランドをやめなければいけない。
おふろののこり水をまいて、本当に温度が下がったのでびっくりした。水をまいたあとは風がふくと本当にすずしく感じた。毎日バケツの水をはこび水をまき、温度をはかることはとてもつらかった。でも、うでの力がついたような気がする。父も小さいころ打ち水をしていた話をしてくれてうれしかった。父の里に帰った時、祖母が父が使っていたひしゃくを出してきてくれて、私もそれを使った。武蔵野市の新聞にも、打ち水をしてくださいと記事が出ていた。人のやくに立つことができてうれしかった。
来年は夕方もまいて温度を調べてみたい。




↑ページのはじめにもどる