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水がくっつける力
去年一年間に、お母様方や幼稚園の先生が教えてくださった子供のふしぎには、たくさんの土や砂の水遊びが現れていました。とても多様で印象的でした。
水の表面張力はよく知られている液体の中で水銀の次に大きい物質です。表面張力とは、お互いに引っ張り合い固まる性質のことです。互いにぴったりとくっつくように引き合い、与えられた体積に対して最小の表面積を持つ。つまり球形になりやすく、蛇口のしずくなどでその様子が観察できます。また、水は自分だけで固まるのではなく、接触する他の固体にこびりつく性質があります。(くっつかない固体、私たちはそれを水をはじく物といいます。)物にこびりつき、水どうしもくっつくから砂の粒や泥の粒を引き寄せて団子にすることが出来るのです。

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昔の理科を思い出す気力のある方はこの先をお読み下さい。何でくっつくか分子レベルでわかります。
水は酸素一つと水素が二つくっついています。原子は中央のプラスの電気を帯びた原子核の周りにマイナスの電気を帯びた電子が回っていました。電子の軌道によって、いくつ電子が入っていられるか決まっていて、一番内側が二個、その次が八個でした。酸素の原子が持っている電子の個数は八個なので、二番目の軌道に二つ空席があります。一方、水素の持っている電子は一つなので、内側の軌道に一つ電子が回っているだけです。そのため、結合すると、図のように酸素に水素が食い込むような形になります。形としてはミッキーマウスか、ティディベアの頭です。耳に当たる水素のところを見ると、原子核がぽつん・・・!

プラスを帯びた原子核が露出した形になっています。
ガラスや、木綿や粘土といったものの中にある酸素分子は結合の仕方のせいで、他と対を作りやすい電子を二つ持っており、マイナスとプラスの引き合いで、簡単に水となじんで、濡れ、くっつき易くなります。
ところで、先日新聞で京都教育大学の発達心理学の加用文男教授がネット上で日本泥だんご学会を発足させたニュースを見ました。おもしろそうです。
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