おしえて! くまたろうはかせ
しつもん

あれー、せんせい 
みんなが かえってから おそうじ しているの?
ゴミ いっぱいだね。
みんな ぼくたちが つくった ゴミだよね。
せんせい たいへんだね。

 

 

 

KAZUKI

かいとう

みんなが作ったゴミだと気がつけたKazuki君はとても偉いと思います。昔、娘が三歳頃、ゴミを捨てることができなくて困ったことを思いだしました。目を丸くして「ゴミちゃん、可哀想!」真剣に泣きそうになるので、随分とこっそり捨てたものです。それでも捨てる大人!まあ、しかたがないのですが、なるべくゴミを減らしていたのを覚えています。わが家でいちばん環境に優しかった頃。その頃の娘は価値の変換が理解できなかったようです。少し前までは美しい包み紙、かわいい容れ物、ゴミとして扱われなかった物が、ある瞬間から無用のゴミとして捨てても気にならない物に変貌してしまう。紙は紙のまま、物質としては何の変化も起こしてはいない。これを変わったと捉えなければならないのは、社会生活上の習慣を十分体験しなければ無理。この価値の切り替えはいったい何によるのか、本当に必要なことなのかと、改めて考えさせられました。今再び脚光を浴びている「もったいない」の本質もこの点に関する考察にあるのでしょう。