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初夏の兆しです。安定して暖かくなると卵から孵化して成虫になる種類が多くなります。昆虫は個体群と言う言葉が使われるように、卵の個数が多く、一気に孵化しますから、ある季節に爆発的に増えたように感じます。もっとも、環境によってすべて生き残るわけではなく、生存競争も激しいので、すぐにそれほど目立たなくなります。また、エサのそば、水のそば等、様々な理由で群れるので、このように急に虫の群れに出会って吃驚することがあります。俳句の夏の季語に「まくなぎ」や「めまとい」等という言葉があります。これはもう少し後の季節、夕方の涼風のたつ頃に、樹下に群れる虫をさし、目の前に一固まりになって、払っても、払ってもまとわりついてくる様子を意味します。
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