おしえて! くまたろうはかせ
しつもん

ほんの すこししか あけなかったのに、「ワッ!」て、うるさいの。どうして? (まどを ちょっと あけた とき)

Rinさん
かいとう

本当に、こういうことはよくありますね。特に冬場、部屋の空気を入れ替えようと、ちょっとだけサッシをあけると、冷たい空気と一緒に急に戸外の喧噪が飛び込んで来ます。それはもう、細い隙間なのに、「ワッ」という感じに騒がしくなることがあります。これは音が空気を媒介に伝わって行くことに一つの原因があります。外の空気は重く堅いサッシのガラスを押して動かして音を伝えるより、仲間の内側の空気を直接押して音を伝えた方がよく伝わります。さらに、音のように波動的に伝わるものは、隙間を過ぎると隙間の幅よりも広くまわり込んで広がる、回折という現象を起こすことがあります。海でテトラポットの隙間に打ち寄せた波が、砂にまるくまわり込んで打ち寄せている場面もその現象です。まわり込みは隙間の幅と波の波長のサイズが近いとよく起こります。クラクションや響く人の声などの騒音と十Bぐらいの隙間はとてもよく回折する条件です。