おしえて! くまたろうはかせ
しつもん

洗剤などが繊維に残っていると、「繊維が傷む」という言い方を良く聞きますが、具体的にどのように傷むのですか?
また、どんな経緯で傷むのですか?

 

糸子 さん

 

かいとう

「繊維が傷む」というとき、物理的に磨耗することをいう場合と、化学的に変化することをいう場合がありますが、洗剤は後者です。
洗剤はたいていアルカリ性です。
天然の繊維はタンパク質で出来ているので、アルカリ性のものに触れると変質します。アルカリ性の強い水酸化ナトリウム(かせいソーダ)が手につくとぬるぬるすることからもおわかりいただけるでしょう。また、化学繊維もアルカリ性のものに対して、何らかの変化をきたすはずです。ですから、よごれ落ちよりも風合いなどを大切にしたければ、中性の洗剤を使うべきでしょう。