身近なデータ

身近なデータの報告です

(総評)
テレビや本で知った話題も、実際に本当なのかどうかと調べてみるのはとても大切なことです。自分の目で見て、足で歩いて、自分の手で分析すると、また新しい側面が見えてくることもあります。小さな研究でも、中学、高校、大学など、もっと大きくなってから、さらに深められ、将来性のある研究につながるかも知れないテーマも少なくありません。自分の研究は後にも役に立つ貴重なデータですね。散逸させずに、大切に保存して欲しいと思います。夏休みの思い出は時に将来の研究の基礎になります。

 

データ1:地球の温暖化

データ2:夏の車内の最高温度でゆでたまごをつくれるか

データ3:石の種類の研究

データ4:花粉を顕微鏡で見る

データ5:どの場所がのびたかな

 

 

 

 

*各タイトルの後にある★印の年度とタイトルは、当HPで御紹介した過去の関連実験の報告です。今回御紹介している作品とあわせて、ぜひ参考にしてください。

データ1 地球の温暖化   5年(関口 瑞希)

★2006年 うさこ 4年 K. S. 「地球温暖化のなぞ-CO2と温暖化の関係は?」
★2005年 くまたろう 6年 小川はる音 「涼しくなるか?打ち水大作戦inベランダ」
★2004年 うさこ 3年 小林 美砂  「ヒートアイランドについて-道の温度を測る」

現在地球温暖化が非常なスピードで進んでいることをテレビのニュースなどでもたびたび耳にする。温暖化によって、日本では猛暑が続き、海外では洪水やハリケーンの多発、氷河が溶けはじめるなどいろいろな自然環境に影響が出ている。
今回の研究では夏の期間の気温を毎日記録し、さらに過去と比べてどのくらい温度が変化しているのか観察する。

[調べる]
地球温暖化の定義、影響、日本への影響、温暖化をとめるための取り組みについて調べた。

[分析]
気象庁発表の7?8月の毎日の各地の温度のデータをもとに、地域別に毎日の変化をグラフにして、25℃以上の夏日、30℃以上の真夏日、35℃以上の猛暑日がどれくらいあったのか調べた。さらに昭和53年、昭和63年、平成9年、平成14年のデータについても同様に分析した。


 

[まとめ]
今年はあまりの熱さのために、熱中症でなくなったり、線路のレールがまがってしまったり、私自身もエアコンがなければよるも寝られない状況だった。今回の調査でも、北海道から九州まで、全国的にやはり夏の気温が高くなっていることがわかった。やはり温暖化が進んでいるのだろう。
これから地球の温暖化を少しでもとめるには、わたしたちが日頃から電化・ガスなどを使う量を減らして二酸化炭素を出さないことが非常に大切だ。そのため、私もテレビや部屋の明かりをつけっぱなしにしたり、冷房を強くかけすぎないように気をつけようと思う。また、母が買おうとしているエコバックを、私が買い物に行く時には利用して、レジ袋(作る時にエネルギーを必要とし、ごみとして燃やす時には二酸化炭素が発生する)をもらう必要をなくそうと思う。

 

[参考]

hrrp://www.data.jma.go.jp  気象庁 各地の一日ごとの値 主な要素


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データ2 夏の車内の最高温度でゆでたまごをつくれるか   4年(小原 久幸)

★2005年 類似 3年 笹尾 梨良  「ゆでたまこの研究」

夏の炎天下においておいた車に乗り込んだ時に車内が暑かった。サウナかお風呂のようだと思った。大好きな温泉卵でも作れるのではと思い、車内の温度は何度ぐらいまで上がるか、その中に生卵をおいておくとどうなるのか、温泉卵はできるのかどうかを調べた。

[実験と結果]

  1. 夏の晴れた日の正午に車を炎天下に置く。車内に棒温度計を釣り下げて車内温度と、外の温度を測って比較した。
  2. 1の結果でわかった車内温度の最高温度(62℃)のお湯を使って、かくはんしながらその温度に保って、生卵をゆでた。生卵のからを半分やぶって、卵の黄味と白身の変化を時間ごとに観察した。

 

  1. 炎天下の車内に墨で黒く色をぬった生卵、ぬっていない生卵を1個ずつダッシュボードの上にのせた。色なしの卵を座席シート、色なしの卵をステンレスボールに入れてサランラップをして車外の直射日光の当たるところにおいた。二時間後にそれぞれの変化のしかたを調べた。殻から取り出したあとにわって見た。

 

[まとめ]

  1. 夏の天気のいいひ外気温30℃以上ノ車内温度は二時間で62℃まで上昇したがそれ以上は上がらなかった。
  2. 2.生卵を62℃に保ってお湯でゆでると、120分で半熟状態になった。この時白身の温度は57℃だった。
  3. もっとも変化の大きかったのは黒くぬったダッシュボードの上で、半熟状態になった。熱を吸収しやすいため、一番内部が熱くなったと考えられる。座席の卵は白身がしろくにごったぐらいで黄味に目立った変化は見つけられなかった。

 ステンレスボール自身は触れないほどに熱かったが卵はほとんど生の状態だったボール内部は思っ  
たほど温度が上がらないようだ。
たんぱく質の変性温度は62℃前後と考えられる。卵の変性は白身から始まって、黄味が遅れて変成する。温度が高く与える熱が多いほどたんぱく質の変成するスピードがはやい。

車内62℃の中へ入るとすごく熱くて大変で、短時間でもいることができなかった

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データ3 石の種類の研究  3年(越塚 毅)

★2005年 データ  6年  齋藤有里菜  「土の不思議をさぐる」
★2002年 データ  3年  田中 梨乃  「ハワイの砂と星」

ぼくはいろいろな石を集めていた。石をいろいろ見ていたら、いろいろな色、大きさの割には軽い石、大きかったり小さかったり、いろいろな石があったので、どんな種類があるのか知りたくなった。

[採集と観察]
東京の青梅駅の多摩川上流、山梨県の白州の尾白川、、小淵沢の道ばた、埼玉県上長瀞の荒川上流で石を集め、分類して、石の名前、色、手触り、大きさ、重さ、比重(密度)を測定して標本台帳に整理して書いた。

  

 

石は大きく分けて火成岩、堆積岩、変成岩がある。火成岩はまた、火山岩と深成岩に別れる。それぞれの特徴を調べてまとめた。

 

 

今回調べた多摩川はチャート→堆積岩、石灰岩→堆積岩、緑色岩→変成岩が多く、「堆積岩」
尾白川は安山岩→火成岩、ホルンフェルス→変成岩、かこう岩→火成岩、緑色岩→変成岩が多く、「火成岩。
荒川は緑色岩→変成岩、砂岩→堆積岩、石灰岩→堆積岩が多く、「堆積岩」。

このようにすると昔がどのような地形をしていたかわかる。これらのことは本や博物館で調べた

 

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データ4 花粉を顕微鏡で見る  3年(A.? A.)

★2005年 くまたろう 5年 岡野 由布  「こうぼ菌の実験」
★2003年 類似   5年 草間 貴大 「デンプン調べ」
★2002年 類似   6年 松村茉由子 「微生物ハンティング」
★2001年 データ  5年 青木 萌  「アサガオと茎について」 

学校から持って帰って、私の家できれいにさいたホウセンカを見ていて、どこにどんな花粉があるのか知りたいと思った。そのころ、おじいちゃんが「家に顕微鏡があるから調べてみたら」と声をかけてくれたのでもっといろいろなお花の花粉も調べたいと思いはじめた。目的は花の名前、花粉の色や形を調べ、顕微鏡を使えるようになり、パソコンも使えるようになる。

[実験と結果]
花を採集する。(神代植物公園と近所)
花の名前を本で調べ、花粉のプレパラートを作る。
顕微鏡を40倍にして花粉を探し、見つかったら100倍にしてみる。
同じものを400倍で見る。
ピントをあわせて写真を取リパソコンに入れる。

 


ホウセンカ 自宅 網目のようなもようがあった。形はコーヒー豆のようでくぼみがあった


ハイビスカス 神代植物園  まわりにとげとげがあった。すごく小さかった。


ひまわり 神代植物園  花粉は花そっくりだった。色は黄色でつぶつぶのもようがあった


てっぽうユリ 調布市の農地 お米のような形をしていた

[まとめ]
それぞれについて撮影したものの年月日、物の名前、採集場所、使用レンズ、感想文を書いた。
花が大きいほど花粉が大きくて、花が小さいほど花粉が小さかった。また、形は丸や楕円などいろいろアッタ。40倍、100倍、400倍と顕微鏡の倍率をあげると花粉の形が変わったように見えた。

「反省」

プレパラートの取扱いになれていないためとても難しく、指紋をつけてしまったり、水を多くたらしすぎて失敗したものもあった。顕微鏡の倍率をあわせるのが難しかった。一つの花粉を探すのに、二時間かかった時もあったけど、見つけた時は嬉しかった。たくさんの花粉を調べたら、面白かったので、また違うお花も見てみたくなった

 

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データ5 どの場所がのびたかな  3年(堺 歩人)

★2002年 くまたろう 4年 本居 花奈子  「芽は力持ち」
★2002年 くまたろう 6年 匿名希望    「光で植物の育ち方が違うか」
★2001年 データ  5年 青木 萌  「アサガオと茎について」

ナスのみとナスのはとホウセンカの葉の3つの成長を一週間から二週間にわたって調べた。どのように育つか知りたかった。

[実験と結果]
ナスの実、ホウセンカの葉、ナスの葉にはじから5oごとに目盛りを入れて、成長を測った。
日にちと伸びを表やグラフにした。

  

 

  1. ナスの実はガクのところのそばが一番のびた。先の方が太かった。花がさいた時から、茎は、ほとんど変わらない。ナスの他の部分は同じぐらいずつのびていた。太さを測らなかったのは反省点。
  2. ナスの葉とホウセンカの葉の成長では、葉が少しずつ少しずつ同じようにのびていた。両方とも葉脈は網の目のようだった。ただし、葉脈の色が違う。

 

「感想」

苦労したところは熱い日に記録をつけることだった。うれしかったことはそれぞれの成長がわかったことだ。これからもいろいろな植物を育てたい

 

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