小学生夏休み自由研究掲載にあたって


今年も、たくさんのお友達の夏休みの自由研究作品を掲載します。
例年作品の掲載をお願いしている学校の自由研究作品が、今年度はサイエンスグランプリにおいて、多数入賞したり校内優秀作品に指定されたとうかがいました。
そのため、今年の掲載作品は、それらの入選作からさらに掲載作品を選抜した形になっています。サイエンスグランプリからは選外となったの作品にも当HPの視点から価値のあるものが少なからずあると思われ、優秀な作品をすべて掲載できないのが残念です。
今年は実験計画をしっかりとたて、中学や高校の内容を展望した本格的な学習実験が、より一そう増えました。また、去年の研究の続きを深めたり、継続観察で得がたい資料をまとめあげた人もすばらしかったと思います。2年、3年にわたって、一つのテーマを深めていく姿勢は、本格的な研究に通じるものがあり感動しました。
選ぶのに本当に苦労しました。来年がますます楽しみです。
取り上げ切れなかった中には、リモコンのそう作性の研究や、道路や地面の温度に注目したヒートアイランド現象に対する研究、電気の性質、液体のとけ方、こおり方など、多くの人が挑戦した研究を新たな姿勢で、自分なりのデータを示してまとめあげたものがありました。
今年の報告でも、ただ調べただけ、あるいは、実験しただけではなく、必要な各種の調べ学習に実際に確かめてみた実験の報告が付け加わった、内容的に充実した作品がふえてきたことに感心しています。
理科の自由研究は、それをもとに必ず試してみましょう。星を調べたら、実際に星を見てみましょう。環境問題を調べたら、実際に町に出て報告されていたことを確かめてみましょう。簡単な実験でも、実際にやるのと、読んだだけとは大違いです。
科学館や塾などのいろいろな催しで各地の体験学習に足を伸ばした人たちの報告も大変興味深いものがありました。なかなかできない体験もあり、ぜひうまく活用するとよい経験ができるとおもいます。報告は個性が出ます。自分の視点で分かりやすくまとめることが重要でしょう。
内容は許可を得て要約してあります。
また、内容の無断引用を避けるために、たいへん省略した記述にしてあります。
内容を掲載した実際の作品は、みなさん、大変、丁寧に測定して、見やすい表やグラフに仕上げてくれていました。全部ご紹介できないのが本当に残念です。
今回気になった点として、多くの人がHPを参照にしたと書きながら、URLやHPのタイトル、主催者名の紹介がなされていません。それでは、他の人が調べてみたいと思ったときにどこを見ていいのかわからないと思います。ぜひ、きちんと出典を示しましょう。
また、くれぐれもネット上の情報は頭から信じないで、複数の情報と照らし合わせて下さい。HPを参考にするときは、自分の内容に必要なものをきちんと取り出して、取り出した部分の出所も明確にしましょう。
よそのHPのプリントアウトは、いくら立派でも、調べたことにも自分の研究にもなりませんので、注意してください。
今回もお友達の研究には、ヒントを下さったり、協力してくださった方もたくさんいらしたそうです。御家族、お祖父様お祖母様、地域の研究者や、役所の方々、科学館や科学クラブ、学校の先生方、などなど。参考にした本や、資料もあったことと思います。
どのような協力を頂いたか、どんな文献を利用したか、そういったことを書き留めておくのも大切なことです。
参考にした本は、著者名、タイトル、出版社、出版年度を必ず示しておきましょう。これも、他の人が参考にしようと思ったときに、どの本を見たらよいかわからないのでは困るからです。
これから研究する皆さんも、お忘れなく。