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雪・氷・湯気・・・
水は不思議な物質です。
常温の地上で、固体・液体・気体という形を同時に取ることが出来ます。
地方によって違いますが、冬は様々な形の水を体験できるよい季節です。
新聞に滝が凍り始めたという報道があったので、茨城県の袋田の滝を見てきました。
横幅の広い三段の滝が真っ白に凍り始めていて、その上や脇を、水が細く音を立てて流れ落ちています。
年末に凍り始めるのは珍しいらしく、普通は二月近くにならないと凍らないとか。湧き水の多い川は水温が高いのでなかなか凍りませんが、零下になる外部を長く流れる川など、流水も条件がそろうと凍ります。
これはまさに水の三つの姿です。固体である滝の氷の上を、液体である滝の水が流れそれを見つめる口元から息に含まれた気体である水蒸気が空気中に出ていきます。
水蒸気は目に見えません。気体の水蒸気が塵などを核にして液体の小さな水の粒に戻ったのが白い湯気です。お話にある超音波による常温蒸気発生式の加湿器から出る白い湯気は霧や雲と同じ水の液体の小さな粒です。
最近の電熱式では高温の水蒸気が出て、空気中で水の粒に戻り白い湯気になります。やかんから出ている湯気と同じ事で、かなり熱いので近づくのは厳禁です。
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沸騰したやかんの口のすぐそばに白い湯気になっていない透明なところがありますが、そこには百度を超す高温の水蒸気があります。水の粒に戻っていないので、姿が見えないだけです。水蒸気が空気の中に混じることのできる量には限りがあります。この量は気温によります。二十五℃で混じることの出来る量に比べて、十℃ではずっと少ない量の水蒸気しか空気中にいられません。
二十五畳のリビングに家具があって三十人の客が入れるはずが、引っ越して十畳の部屋に家具を入れたら、客が十人しか入れなくなったようなものでしょうか。
だから急に温度が下がると、空気中にいられなくなった水蒸気が、くっつくものを見つけて水滴になって現れてきます。夏の冷たいジュースのコップが汗をかいたり、冬でもドライアイスを入れた容れ物が汗をかいたり、周囲より冷たいものに水滴がつくのはこのためです。
玉川こどもきょういく百科「みず」(玉川大学出版部編集)などに、水の不思議がよくまとめられています。
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