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ふしぎきょうしつ通信 2001年9月
9月のテーマは音です。
■いとでんわをつくろう(9/7)
まずは、おなじみの糸電話です。予想外にたいへんだったのは、糸がからまってしまうということです。糸はある程度の長さがないと、目の前でしゃべっていることになっておもしろくありませんが、長い糸は子ども達にはなかなかやっかいでした。コップにまきつけておくよう言ったのですが、からまってしまっては作りなおしでイライラする子もいました。紙コップとプラスチックのコップでは、ほとんど違いはありませんでした。途中の糸に小さくちぎったティッシュをのせると、うまくすると跳ね上がるのですが、これは残念ながらうまく観察できませんでした。糸をつまむと振動が伝わらないので、聞こえなくなります。糸を交差させると4人で通信できますが、いっぺんにしゃべってわけがわからなくなる子たちもいました。これらの実験を通して、音は振動が伝わるものだということは、理解できたようです。
■おとのたかさのふしぎ(9/14)
コップに水を入れると、水の量で音の高さが変わります。水の量が多い程コップ全体が重たくなって振動がゆっくりになり低い音になります。ストローぶえは、用意したストローが細すぎたようで、いくら吹いてもスカスカいうだけでちっとも鳴りません。大失敗でした。
■いろいろなおとのじっけん(9/21)
この日は、音についていろいろな実験をしましたが、どれも大ウケでした。まず、机に耳をあてて机をたたいてみると、思いの他大きな音がします。音は、固体も液体も気体中も伝わるのですが、固体の中を伝わるのが一番速いので、その速さが「大きい音」と感じさせる一因でもあります。友だちの背中に耳をあて声を出してもらうと、響いているのがよくわかるというのは、子ども達のひとりが発見して教えてくれたことです。そして、メインの実験はストロー笛作りのリベンジです。今度は太いストローにして、リードの部分を折り曲げて柔らかくし、振動しやすくなるよう考えました。今回はみんながみんなブーブーと見事に鳴らすことができました。3,4年生は例のごとく、つなげたり、穴をあけて本物の笛のようにしたりといろいろ工夫していました。そして、みんなが「おっおー。」と感嘆の声をあげたのがスプーンの鐘です。糸を耳にあてている本人しかわからないところがミソですが、教会の鐘のような、それはそれは澄んだ音です。おうちでも、ぜひ聞いてみてください。
■輪ゴムギターをつくろう(9/28)
今度は弦楽器です。弦楽器は弦の長さで音の高さが決まりますが、その弦の長さは1オクターブ上がると2倍の長さになります。1オクターブは12音階ありますから、となりの音は
12√2=1.06倍の弦の長さになります。計算はたいへんなので、あらかじめ紙にドレミの印をつけて割り箸に貼るようにしました。割り箸に輪ゴムをかけて弾いただけではかすかな音しか聞こえません。ところが、紙コップをつけたり、箱にのせたりするとずいぶん大きな音になります。各自で、音を大きくする工夫を考えました。紙コップを2つつけたり、箱を大きくしたり。また、輪ゴムを1本ではなく2本3本とかけて、ギターらしくする子どももいました。
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