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基準と単位とユーロ導入
人口密度というとき「1平方キロメートルあたり何人・・・」のように、基準になる面積に暮らす人数をいいます。基準を変えると、ずいぶん印象が変わります。一人あたり、何平方キロメートル自由に使えるか。などという言い方になると、同じ条件でも、なにやら狭く、あるいは広く感じるかも。一人あたり・・・というのは、自分に顧みて想像できるので、より、身近なのでしょう。
基準をどう取るか。
これが決まっていないと、他の人と会話する時に困ります。
スーパーの例で恐縮ですが、280gで「特価280円」の豚薄切り肉と、500gで「お買い得480円の豚薄切り肉」では後者が安いと判断します。1gあたりが安いからです。いくら、お金として280円が480円より安くとも、買い物の値段の時には、「基準量に対していくら」で考えて、高い、安いと言っています。(これで、いりもしない物をつい余分に買ってしまいますが・・・)
ふしぎしんぶんでも単位の話をしましたが、わたしたちは、長さも、重さも、時間も、みな基準にする量を決めています。文明の交流が現在この基準を世界的な共通項にしつつあります。(メートルm、キログラムkg、秒sなど)もっとも、まだ完全ではないので、インチ、尺も残っていますね。特に、民族色の濃い服飾(ドレスや着物)の世界では根強いものです。
洋服や靴のサイズは国ごとにバラバラ、海外通販を利用するものには頭痛の種です。
単位、これは科学の世界にはとても大切なもの。数式と単位が共通語の世界ですから、きちんと決めておかないことには現代科学の根幹が揺らいでしまいます。

さて、2002年1月1日から、ユーロの導入が開始されました。年末には導入寸前で値段表だけが何じゃこりゃ・・・の世界でしたが、お正月をはさんで向こうにいた方は、実際のユーロ貨幣がどんどん出回っているので、なかなか興味深い体験だったようです。
イタリアに行っていた方から面白い新聞(LA REPUBBLICA誌/2001/12/30)を頂きました。導入で見えてきた、ヨーロッパ諸国の物価比較表です。
つまり、同じパン500gでも、どこも同じ**ユーロで売られているわけではありません。イタリアで1.23EUROとすると、フランスでは0.65EUROといった具合です。むろん、パンの種類が・・・など、単純比較は出来ませんが、諸国の事情がかいま見えます。
ちなみに、ビールは33clでイタリア1.05EURO、ドイツ1.02EURO、フランス1.27EUROとフランスが少しばかり高い様子。
ワイン赤1Lになると1.61EURO、8.18EURO、1.22EURO(ビールと等しい国の順)ずいぶん差が出ますね。ドイツで赤は高い?
電気代も差がある様子。100kWあたり9.35、21.75、16.39(ビールと等しい国の順)
CDは19.47、18.40、17.84と大差なし。まあ、そんなものかも。
詳しくは友人のホームページをご覧下さい。イタリア情報が満載です。
伊太利亜燕(http://www.tubame.it/)
今日の1EURO何円かニュースで見た方、日本の物価と比べていかがですか?
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